ビジュアル効果の概要

効果を適用してビデオに磨きをかけ、視聴者を引きつけ、伝えたい情報を明確にすることができます。

ビジュアル効果の概要

このチュートリアルの内容:

ビジュアル効果を追加する

ビデオ クリップのスピード アップやスロー ダウン、色の調整や削除、クリック可能なリンクの追加などのビジュアル効果を適用できます。

  1. [ビジュアル効果] タブをクリックします。
    [ビジュアル効果] タブ
  2. 効果をタイムライン上のメディアにドラッグします。

ビジュアル効果を編集する

メディア上の [効果] トレイをクリックし、効果をクリックして選択します。効果が黄色に変わります。
効果のトレイを開く 効果を選択する

オプション説明
プロパティを調整する[プロパティ] ボタンをクリックして、プロパティ パネルで効果の設定を表示して調整します。
[プロパティ] ボタン
オン/オフを切り替えるプロパティ パネルでトグルをクリックします。
表示時間を調整する効果のハンドルをドラッグして、クリップ内での効果の開始と終了のタイミングを調整します。
効果のハンドルをドラッグして表示時間を調整
効果を削除するDelete キーを押すか、プロパティ パネルで [X] アイコンをクリックします。
拡大された [削除] ボタン

ビジュアル効果の種類

色の効果

効果詳細
カラー調整プロパティ パネルで、画像やビデオの明るさ、コントラスト、彩度の設定を調整します。

色の調整の例
カラー LUTデフォルトのカラー ルックアップ テーブル (LUT) を適用して色のコントラストを強調したり、カラー LUT ファイルをインポートして他のカラー グラデーション処理を適用したりできます。

デフォルトのカラー LUT の例
カラー フィルター新しい 32 種類のカラー LUT をプレビューしながら、画像やビデオにいずれかを適用できます。「ビデオの色と影を編集する (フィルター)」を参照してください。
色合いビデオや画像にライト トーンとダーク トーンの 2 つの色を適用します。

色合いの例
彩色メディアに単色のオーバーレイを適用します。

彩色の例
輝きメディアの明るい部分に輝きの効果を適用します。

輝きの例
カラーを取り除く単色の背景を除去して、別の背景画像やビデオに置き換えます。

背景の削除の例

カラーを取り除く (グリーン スクリーン)」を参照してください。
セピア (Mac)メディアにセピア トーンを適用します。

セピアの例

グラフィック表示効果

効果詳細
背景の削除 (ベータ版)複雑な背景や多色の背景でも、グリーン スクリーンを使用することなく、背景を削除できます。このビジュアル効果は、画面上の人物が 1 人の場合や、主要なオブジェクトが配置されている場合に最も効果的です。
境界線メディアの周囲に色の境界線を追加します。

境界線の例
角の丸み1 つまたは複数の角を丸くします。

角の丸みの例
デバイス フレームノート パソコン、モバイル デバイス、コンピューターのディスプレイの枠内にメディアを表示します。

デバイス フレームの例

デバイス フレームでコンテキストを提供する」を参照してください。
ドロップ シャドウドロップ シャドウを適用して、メディアをキャンバス上で立体的に見せます。シャドウの色と角度を指定します。

ドロップ シャドウの例
キー操作 (Mac)録画中に押された Command、Option、Control の修飾キーを含むキーの組み合わせを自動的に表示します。

キー操作の例

メモ: この効果は、Camtasia でキャプチャした画面録画 (TREC ファイル) にのみ適用できます。


ヒント: Windows では、キー操作を注釈として手動で追加します。

[注釈] タブ > [キー操作吹き出し] サブタブ [キー操作吹き出し] サブタブ の順に選択し、吹き出しをタイムライン上にドラッグします。プロパティ パネルでキーの組み合わせを編集します。

マスク (Mac)メディアの一部を楕円形や長方形の中に表示したり、マスクを反転させてメディアの一部を隠したりすることができます。

マスクの例
インタラクティブ機能 / ホットスポット視聴者に行動を促すクリック項目を追加して、Web ページへのリンクやビデオの自動一時停止を行ったり、ビデオのもう一度再生や別のセクションへのジャンプをユーザーに指示したりできます。

ホットスポットの例

ホットスポットを追加する (インタラクティブなビデオ)」を参照してください。
モザイク (Mac)メディアをピクセル化し、タイルやモザイクのような効果を作成します。

モザイクの例
輪郭線 (Mac)ビデオや画像に線画の効果を自動で適用できます。

輪郭線の例
反射キャンバス全体をカバーしない反射効果をメディアに追加します。

反射の例

メモ: グループ化されたオブジェクトに反射効果を個別に適用するには、まずオブジェクトのグループ化を解除してから、反射効果を適用します。

スポットライト (Mac)メディアにスポットライトが当たっているような表示を作成します。

スポットライトの例
ウィンドウ スポットライト (Mac)アクティブなウィンドウに注意を集めるため、画面録画のアクティブでないすべてのウィンドウを自動的に暗くします。

ウィンドウ スポットライトの例

メモ: この効果は、Camtasia でキャプチャした画面録画 (TREC ファイル) にのみ適用できます。

ふちどり境界線が定義されていない画像やビデオにフェードを追加します。
ふちどり効果の例

モーション効果

効果詳細
クリップの速度ビデオ クリップのオリジナルな速さよりも速く、または遅く再生できます。

クリップの速度の例

ビデオ クリップの速度を速くする、遅くする」を参照してください。
範囲の固定ビデオのある範囲をキャンバス上に固定し、残りの部分を再生し続けます。「範囲を固定する」を参照してください。

範囲の固定の例
モーション ブラーアニメーションが適用されているオブジェクトをぼかします。

メモ: モーション ブラーはビデオ クリップの動きには影響しません。

モーション パス注釈、画像、クリップなどのオブジェクトに動きを付け、画面上で弧を描いたり、急降下したり、滑るように移動したりできます。

ビジュアル効果「モーション パス」の例

任意のオブジェクトに動きをつける (モーション パス)」を参照してください。

範囲を固定する

通知などのミスをなくすため、ビデオの再生中に選択した範囲の画面のコンテンツを固定します。

  1. [ビジュアル効果] > [ビジュアル効果] タブをクリックします。
    [ビジュアル効果] の [ビジュアル効果] タブ
  2. キャンバス上またはタイムライン上のメディアに [範囲の固定] をドラッグします。
  3. 画面の一部が選択されます。選択範囲を画面上の不要なコンテンツを隠したい場所にドラッグします。周囲のハンドルをつかんでサイズを調整できます。
    [範囲の固定] 効果をキャンバス上で移動する方法の例
  4. タイムライン上で効果の終了点をクリックしてドラッグし、[範囲の固定] 効果の持続時間を調整できます。
    タイムライン上の [範囲の固定] 効果を長くする、短くする、移動する方法の例

マルチトラック効果

効果詳細
ブレンド モード数十種類のモードから選択して、画像やビデオと下のトラックのメディアをブレンドすることができます。
ブレンド モードの例
メディア マットトラック マット (マスキング) を追加して、下のトラックのメディアを簡単に表示または非表示にすることができます。

メディア マットの例

メディア マットを使って目を見張るようなアニメーションを作成する」を参照してください。