Snagit の基本設定 – Mac

キャプチャ、編集、共有、保存を思いどおりに実行するため、Snagit for Mac の設定を確認します。

Snagit 3D icon

メモ: Windows ユーザーは、「Snagit の基本設定 – Windows」を参照してください。

Snagit の基本設定を開く

Snagit for Mac で基本設定を開くには、次の手順を実行します。

  • キャプチャ ウィンドウで、歯車のアイコン アイコンをクリックし、[その他の環境設定] を選択します。
  • Snagit Editor で、Snagit メニュー > [設定] (macOS 13 以降) または [基本設定] (macOS 12 以前) を選択します。

[全般] タブ

オプション説明
常にメニュー バーで Snagit を実行コンピューターの起動時に Snagit Capture を実行します。

Snagit Capture は、Snagit Editor を閉じていても使用できます。
Snagit の表示画面上で Snagit Capture にアクセスする方法を設定します。
  • キャプチャ ウィンドウ: メニュー バーの Snagit アイコンから使用できます。すべてのキャプチャ設定に加え、すばやくキャプチャするためのカスタマイズしたプリセットが用意されています。
    キャプチャ ウィンドウと Mac メニュー バー
  • キャプチャ ウィジェット (以前の [ワンクリック] タブ): 画面の端に固定されたタブからすばやくキャプチャできます。青いバーにカーソルを合わせると、ウィジェットが表示されます。
    Mac のキャプチャ ウィジェット
    • [キャプチャ] ボタンをクリックすると、画像、ビデオ、またはスクロール キャプチャ用の選択十字線とオールインワン ツールバーが起動します。
    • その他のキャプチャの種類アイコン [その他のキャプチャの種類] アイコンをクリックすると、テキストの取り込みや全画面キャプチャなどの追加オプションにアクセスできます。
  • キャプチャ ウィンドウとウィジェット: キャプチャ ウィンドウとウィジェットの両方のオプションが利用可能です。
Editor カラー テーマドロップダウンから [ライト]、[ダーク]、または [システム] を選択して、Snagit インターフェイスのカラー テーマを選択します。
[ライト] と [ダーク] のカラー テーマ
ツールヒントに追加情報を表示このオプションを無効にすると、最小限のツールヒントが表示されます。
最小限のツールヒントの例

このオプションを有効にすると、詳細なツールヒントが表示され、以下のスタイルを選択できます。
  • テキストのみ: ツールの機能を説明する文章が表示されます。
    テキストによる詳細なツールヒントの例
  • ビデオ + テキスト: ツールの機能を説明する文章と短いループ アニメーションが表示されます。
    ビデオとテキストによる詳細なツールヒントの例
トレイ内の最近のキャプチャ数Editor の最近のキャプチャ トレイに表示できるファイル数を設定します。1~200 の数字を入力してください。
匿名で使用状況の情報を送信TechSmith が将来のバージョンを改善するのに役立てるため、Snagit の使用状況に関する匿名データを送信します。使用状況のレポートについては、TechSmith の Web サイトで詳しく説明しています。
通知以下のオプションから、どの通知を受信するかを選択します。
  • 通知を表示しない
  • ヘルプ通知のみ表示: Snagit の機能を使用するためのヒントを入手できます。
  • TechSmith のすべての通知を表示: ヒントやコツ、TechSmith のセールスやオンライン セミナーに関する情報、その他のプロモーション メッセージなどを受け取ります。

メモ: 通知を有効にするには、[匿名で使用状況の情報を送信] オプションが選択されている必要があります。

匿名でクラッシュ レポートを送信TechSmith による不具合の特定と解決に役立てるため、Snagit のクラッシュに関する匿名レポートを送信します。
更新プログラムの有無を自動的に調べるインターネットに接続すると自動的に Snagit の最新バージョンを確認します。

Snagit が更新プログラムを確認する頻度を選択します。
更新プログラムを自動でダウンロード更新プログラムを自動的にダウンロードしてインストールするかどうかを選択します。

メモ: [更新プログラムの有無を自動的に調べる] オプションが選択されている必要があります。

“今後表示しない” の警告をリセット以前にメッセージで [次回から確認しない] オプションを選択した場合は、このボタンをクリックしてすべてのメッセージをリセットし、再度表示することができます。

[キャプチャ] タブ

オプション説明
キャプチャ時に Snagit とコントロールを非表示キャプチャ中に Snagit を非表示にして、キャプチャに Snagit が含まれないようにします。
1 台のモニターで全画面録画する際にコントロールを最小化単一のディスプレイで全画面を録画する場合、Snagit は最小化された画面の描画一時停止Web カメラのコントロールを表示します。クリックしてドラッグすると、コントロールを別の場所に移動できます。
Snagit でシステムのスクリーンショットとビデオを開くmacOS のシステム ツールやキーボード ショートカットを使ってキャプチャしたスクリーンショットやビデオを Snagit Editor で開くことができます。キャプチャはシステムのデフォルトの場所から Snagit ライブラリに保存されます。

[元のファイルを保持] を選択すると、元のファイルのコピーが Snagit ライブラリに作成されます。
スクロール キャプチャには [開始] ボタンが必要スクロール キャプチャ (以前のパノラマ キャプチャ) の場合、このオプションを有効にするとスクロール キャプチャが自動で開始され、このオプションを無効にすると、スクロール キャプチャを開始する前に [開始] ボタンのクリックが必要になります。
マイクのミュート時にアラートを表示マイクに向かって話しているのにマイク音声の録音がオフになっていることを Snagit が検出すると、ビデオ録画ツールバーにアラートが表示されます。
キャプチャ権限を修正Snagit では、画像やビデオをキャプチャし共有するための権限が必要です。[キャプチャ権限を修正] をクリックして [システム権限] ダイアログを開き、Web カメラ、マイク、スクロール キャプチャなどを有効にします。「MacOS の権限」を参照してください。
フレーム レートビデオ録画のフレーム レートを []、[]、[]、[非常に高い] から選択します。フレーム レートを高くすると、ファイル サイズが大きくなる場合があります。
Retina ビデオ録画を低解像度処理ビデオ録画をより小さいサイズに縮小します。オリジナルの録画サイズによってサイズが異なる場合があります。

ビデオの画質が気になる場合は、このオプションを無効にしてみてください。この機能を無効にすると、テキストやグラフィックはより鮮明に表示されますが、ビデオのファイル サイズやビデオ サイズが大きくなる場合があります。
ビデオの秒読みを表示ビデオの録画を開始する前に 3 秒間のカウントダウンを表示します。
ビデオ録画を自動で開始All-in-One キャプチャ ツールバーのビデオ キャプチャ ボタンをクリックすると、自動的に録画を開始します。このオプションを選択すると、録画ボタンをクリックする必要はありません。
[録画準備完了] ウィンドウを表示録画前に現在の設定を表示します。
[録画準備完了] ウィンドウ
オーディオ トラックの結合マイクの音声とシステム オーディオを同じトラックに録音し、左右のチャンネルをモノラルに合成します。録画したビデオを編集するために Camtasia に送る予定がある場合は、このオプションの選択を解除してください。
システム オーディオmacOS 13 以降: Snagit は macOS 内蔵のオーディオ録音機能を使用します。

macOS 12 以前: TechSmith Audio Capture Component を使用すると、ビデオ キャプチャ中にシステム オーディオ (コンピューターのスピーカーからの音) を録音することができます。[コンポーネントをアンインストール] をクリックすると、システム オーディオ プラグインがコンピューターからアンインストールされます。詳細については、「MacOS の権限」を参照してください。

メモ: このプラグインを必要とするアプリケーションでは、システム オーディオを録音できません。

[共有] タブ

[共有] タブでは、Snagit Editor の [共有] ドロップダウンに表示される共有先と、その表示順を決定します。
[共有] タブの共有先と [共有] ドロップダウン

[共有] タブで、[共有] ドロップダウンから利用可能なオプションを編集するには、以下のいずれかを実行します。

  • 宛先の追加: プラス ボタン ボタンをクリックして、リストから宛先を選択します。
  • 宛先の削除: リスト内の宛先をクリックして選択し、マイナス ボタン ボタンをクリックします。
  • 宛先の並べ替え: リスト内の宛先をドラッグ アンド ドロップします。
  • 説明的なファイル名をオフにする: Screencast に共有する場合、Snagit はキャプチャしたファイル名や Web ページ名などのソース情報を含む説明的なタイトルを作成します。これらの説明的なファイル名をオフにするには、[共有ファイル名やタイトルにキャプチャ元の情報を含めない] オプションのチェックを外します。

ヒント: 異なるアカウント用の宛先インスタンスを複数追加できます。

同じ宛先に対して複数のアカウントを持つこともできます。たとえば、仕事用と個人用で Google ドライブのアカウントを分ける、Slack ワークスペースを複数持つ、などが可能です。プラス ボタン をクリックして宛先のインスタンスを追加し、[共有] ドロップダウンでそれらを区別できるように共有名を編集します。
複数の Google ドライブ共有先の例

共有先の詳細については、「キャプチャを共有する」を参照してください。

[キーボード] タブ

キーボード ショートカットの一部を変更できます。

  1. 変更するキーボード ショートカットのボタンをクリックします。
  2. 次のオプションのうち 1 つを選択します。
    • キーボードで、使用するキーの組み合わせを押して、新しいショートカットを割り当てます。
    • 赤い矢印のアイコン ショートカットの変更を元に戻す赤い矢印のアイコン をクリックして、変更を取り消します。
    • [X] アイコン ショートカットの割り当てを削除するグレーの [X] アイコン をクリックして、割り当てられたショートカットを削除します。

新しいキーボード ショートカットがフィールドに表示されます。

デフォルト ショートカットの完全なリストを表示するには、「Snagit ホットキー ガイド」を参照してください。

[詳細] タブ

オプション説明
共有時に Retina 画像を縮小標準解像度の画面での表示を改善するため、Retina 画像のサイズを小さくします。このオプションはデフォルトで有効になっており、以下のときに画像のサイズが縮小されます。
  • Snagit の共有先で画像を共有するとき。
  • Snagit Editor から画像を別の場所にドラッグするとき。

ヒント: このオプションを一時的に無効化できます。

Shift キーを押したまま、Snagit Editor から画像をドラッグすると、この設定が一時的に無効になります。

保存時に編集可能なキャプチャの複製を保持トレイに .snagx ファイルのコピーを作成し、.png など別のファイル タイプに保存する際に編集できるようにします。
オブジェクトに合わせてキャンバスを自動で拡大現在の画像より外にオブジェクトを貼り付けたりドラッグしたりした場合、自動的に画像のサイズを大きくします。
キャンバスにクイック編集ツールバーを表示吹き出し、テキスト、図形、その他のツールのプロパティをフローティング ツールバーに表示します。
クイック編集ツールバー
常にモノクロのメニュー バー アイコンを使用ビデオの録画中は、Snagit メニュー バー アイコンが赤くなります。録画時に Snagit アイコンをモノクロのままにしたい場合は、このオプションを選択します。

ビデオ録画中のメニュー バーの赤と黒の Snagit アイコンの比較
新しい画像の作成に常にこの設定を使用する[ファイル] > [新規作成] > [新規画像] (Command+N) を選択したときのデフォルトの画像サイズを設定します。

キャンバスとは背景のことで、画像の一部を切り取ったり削除したりした場合や、画像がキャンバスの範囲全体を占めていない場合に表示されます。
ライブラリの場所
(以前の自動保存場所)
Snagit ライブラリには、画像キャプチャが .snagx ファイルとして、ビデオ キャプチャが .mp4 ファイルとして保存されます。

デフォルトの場所は //ピクチャ/Snagit です。[選択] ボタンをクリックして、別の場所を選択できます。「Snagit ライブラリの場所」を参照してください。
デフォルト共有形式以下の操作を行ったときのデフォルトのファイル形式を設定します。
  • [ファイル] メニュー > [エクスポート] を選択する。
  • [すべてコピー] ボタンをクリックする。
  • [リンクを共有] ドロップダウンをクリックして、宛先を選択する。
  • Snagit Editor から他のアプリケーションや場所にキャプチャをドラッグする。

メモ: この設定は [名前を付けて保存] のファイル形式には影響しません。[ファイル] メニュー > [名前を付けて保存] を選択すると、Snagit は [名前を付けて保存] で前回使用した形式をデフォルトで使用します。

モバイル シェアリング[共有をオンにする] をクリックすると、TechSmith モバイル アプリから Snagit に画像やビデオを共有できるようになります。
  • 元の画像サイズを維持: Snagit は、Snagit Editor で見やすいようにモバイル画像のサイズを自動的に変更します。このオプションを有効にすると、モバイル画像を元のサイズで読み込むことができます。
  • 接続名: TechSmith Fuse にはそれぞれの接続が保存され、モバイルの画像やビデオを送信する先の Snagit インスタンスを選択できます。Snagit を実行している正しいコンピューターに必ずファイルを送信するため、各接続の名前をカスタマイズすることができます。
  • ポート: TechSmith Fuse と Snagit を接続するためのポート番号です。

[実験] タブ

現在開発中の機能を試すことができます。

メモ: 実験機能は開発中であり、いつでも根本的に変更されるか消滅する可能性があります。品質と可用性は変動する可能性があり、技術サポートは含まれません。

これらの機能を改善するために、匿名の使用状況データを収集します。

Snagit for Mac の [実験] タブ
  • ドロップダウンをクリックすると、各機能の詳細が表示されます。
  • 項目を選択すると、その機能がオンになります。
  • [フィードバックを送信] をクリックして、実験機能に関する体験や提案を共有してください。

メモ: このチュートリアルは Snagit バージョン 2024 用です。以前のバージョンでは、外観や機能が異なる場合があります。

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